石巻花卉園芸 <石巻ガーベラの思いと花をサポート>
石巻ガーベラの想いと花をサポート
被災地となった石巻の生産者と花文化を守る市場の役割。
震災後はすぐに、支援物資の基地として機能していました。もともとこの地域は、海の神様やご先祖様をとても大切にしています。お彼岸やお墓参りはとても大切なもの。震災後はより花の大切さを感じています。石巻ガーベラは後継者となる次世代もがんばっています。もっともっと地域のお客様、そして遠くのお客様にもこの石巻の地のものの良さを広げていく橋渡しができればと思っています。


震災から
震災時は、津波の直接被害はなかったものの建物の倒壊や停電、油不足の影響を受け甚大な被害を受けました。16日間水も止まっている中、何人家族でも一家に2リットルの水しか届かない状況。そんな中でも堀の水をポンプで組んで花に水をかけていたそうです。
部会の皆さんの並々ならぬ努力は、石巻ガーベラを愛する多くの方のご協力や応援にも後押しされ、出荷を再開します。現在も石巻ガーベラの花は、復興後も癒える事のない悲しみにも優しく寄り添い、東北の人をはじめ、全国に笑顔の花を届け、咲き続けています。

生産者の西條由美恵さんに震災後のお話をうかがいました。
地域に根差した農家の14代目、包み込むような温かい笑顔が印象的な西條由美恵さん。津波による災害、紙一重の人生の岐路や運命として受け入れるにはとても重い様々な体験。そうしたすべてを受け入れながら、日々の生活をおくる東北の方達。元気に咲くガーベラと、その花を育てるためにたくさんの花への愛情と笑顔をみせてくださる石巻ガーベラを育てる生産者の皆さん。石巻ガーベラの花との出会いは、東北で、全国で、日々の暮らしに彩りを添えています。
命ある花の存在
震災直後、大切な家族を亡くしたある女性に、西條さんは出荷できずにいたガーベラの花を贈り、今も贈り続けています。その女性は、「花は喋らないからいい」と話したそうです。声をかけてもらうことも辛い日々の中で、亡き家族へ花をたむけながら「花は枯れるからいい。一緒にこの花を見た気がするから。」と本当の胸の内を語ったと言います。f花と人とが寄り添うということ。枯れるからこそ美しい命ある花。その時々に咲く花の様子からも私たちは、言葉にならない何かを受け取っています。
月命日に寄り添うガーベラ



