暮らしの中でのガーベラの楽しみかた

すっきりと茎が伸びたフォルムは、凛々く元気な印象です。その日の気分で、好きな色のガーベラを選びましょう。ガーベラの品種は、実に500種類以上が日本で栽培されています。花屋さんに行って、その日の気分や、目に留まったガーベラとの出会いを楽しんでください。 【ガーベラの飾りかた】

・1本(黄色)
1本のガーベラを飾る時は、そのまま1本の花姿を飾ると印象的です。より華やかさを演出したい時は、季節の葉物などを1種類組み合わせて花器の口元に短く添えると、よりガーベラの花の美しさが引き立ちます。


・2本
せっかくなのでガーベラの世界を楽しむには、好きな色の2本を組み合わせて飾るのがおすすめです。長短をつけて楽しむのもステキですが、器の高さに合わせて花の顔が広がるように飾ると、花器との調和もとりやすくまとまって見えます。花と器の間を埋めるように葉物などを添えるとより華やかにまとまります。

長く飾って楽しむ時のポイント

・お水の量
花器に水を入れる時は、3センチ程度を目安にします。茎の下の部分が水につかれば大丈夫です。水は少なめにすることを心がけ、毎日水変えをする際には、 茎を少し切り戻してあげます。花器の内側もきれいに洗いましょう。
茎の柔らかいガーベラは、切り口から傷んできますので、常にきれいにしてあげることで長く楽しむことができます。

ただ、少し元気のない場合は、花のすぐ下までつかるくらいの水の量にたっぷりつけてあげると、元気になります。その後は、少しのお水に切り替えて飾りましょう。

ガーベラの花色

カラフルに咲く品種の数は、500種類以上!
花の基本の色は、ピンク、イエロー、オレンジ、レッド、ホワイトがあります。色の濃さや、ニュアンスカラーと呼ばれるような中間色など色も多種多様。ブラウンやグリーンの花もあります。花弁の中心から外側にかけて色が変化して2色以上の花色が広がるバイカラーと呼ばれるタイプもあります。 写真のガーベラは、生産者・西條由美恵さんならではのガーベラの花あしらい。通常はまっすぐに咲くガーベラですが、中にはこんな風に咲くガーベラも。 「すごいなーと思うガーベラを自宅に飾ってみました。咲くことに真っ直ぐで、不満や文句も言わず真っ直ぐに生きています。他を傷つけずに上手に曲がって咲く。個性となり目を引く。すごいな~と思います。不満や文句を言わず上手に曲がれるように私も頑張ろうと、日々ガーベラたちに教えられます。」

名 称 ガーベラ
学 名 Gerbera
科 名 キク科
種 類 多年草(耐寒性)
花 期 3月~5月、9~11月

ガーベラからの自己紹介
わたしたちガーベラは、キク科ガーベラ属に属する植物の総称です。
温帯な地域および、熱帯アジアやアフリカなどに広く仲間がいます。
品種や花色が豊富で、日持ちも良いため、フラワーアレンジメントでも多く用いられます。
わたしたちガーベラは発見者であるドイツ人の自然学者ゲルバーさんの名前が由来となっています。